四神跳梁―闇を斬る (徳間文庫)



四神跳梁―闇を斬る (徳間文庫)
四神跳梁―闇を斬る (徳間文庫)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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良作ではある

『闇を斬る』シリーズの三作目にあたるこの作品は、今までの二作同様良作だと思う。
 しかし、物語の複雑さに対して、文章や構成の分かりやすさが伴われていない。読者に、小説の中の主人公同様の賢さを求めているかのようである。所々で、登場人物たちが何を言っているのか分からないところがあるのだ。そういうところは、二度三度と読み返してようやく分かるというありさま。
本当に良い作品とは、物語の内容を全ての読者に分かるように書かれているものだと思う。
前二作同様、この点はまったく改善されていない。
というか、前二作から作者の成長がまったく見られない。既にある程度の力があるので、逆に残念に思う。
しかし、良作は良作なので前二作とともに読んでみる価値はあるだろう。



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