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量子力学 (1) (物理学大系―基礎物理篇)
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| 商品カテゴリ: | 物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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| セールスランク: | 173025 位
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思考過程=取り組み方
この本は、量子力学が成立していくまでの過程が丁寧に書かれています。量子力学以前にどのような問題が研究されていて、それをどのように実験・思考の両面から解決し、新しい理論に至ったかが流れるように書かれています。
学部生のときにこの本をまじめに読んでいたら、物事に対する考え方で随分違った道を歩んだ気がします。サボることに懸命で本当の意味の物理(科学)の何たるかは理解できていなかった・・・
DiracやLandauはあくまで結果を知っている人の視点から書かれており、言わば未来の人の視点です。リアルタイムに問題を見ている人がどのように取り組むべきかの指針としても一読の価値が高いと思います。
朝永先生は序文で既にそういう方針を述べられていますが、本文はお人柄を感じさせる香り高いものとなっています。
余談ではありますが、学部初年度の開始に当たって現代物理の構成とそれに必要な分野(力学、電磁気学、関連数学など)を概論的に解説してくれる時間があればなぁ、と思っています。そうすれば、先の見えない講義で行き当たりばったりな勉強をしなくても良かったのにと感じます。高校物理と専門物理は全然違っていますから。
泥臭いやり方がいいんですよ。でも初心者用じゃないよ。
どうも。kapuraです。
量子力学を泥臭く学べるからいいと思いますね。
泥臭くというと、なんだか嫌な感じがしますが、そんなことないですよ。
むしろ、「困難にぶち当たった時にどうゆう風に解決したのか?」という点でみると、
本書ほどタメになる参考書は無いですよ。ほんとに。
泥臭いやり方は本書全体に見られるんですが、
1例を挙げると
「第5章 マトリックス力学の誕生」
「23節 ボーアの対応原理」なんかをみると、
問題へのアプローチと定式化、そしてその解釈の仕方を泥臭くみることが出来ると思います。
統計力学を知っておくと、すんなり読み始められるかも。
ちなみに本書では、練習問題と解答はないですよ。
そこんところも含めて、1度御覧になって下さい。
追記:
スピンについては「角運動量とスピン―『量子力学』補巻 朝永 振一郎」をオススメします。パウリ行列の導出は必見です。
添え字が細かいので根気強く進んでいくことをオススメします。
本書で「ハミルトン関数とか分からねーよ。」という方。
まず「解析力学 久保謙一」から入るといいでしょう。
「量子力学2 朝永振一郎」にいっても役立つと思いますよ。
根本的な理解
物理入門コースで電磁気学やら統計力学を勉強した後、さあ量子力学だということで
そのシリーズの量子力学I、IIを勉強したがどうもぴんと理解できない・・。
量子力学とは古典力学とは違う新しい概念なんだから自分の懐疑的な思いをまず払拭
してくれないと次にすすめない・・。
という思いの中、この朝永さんの本を読んでスラスラと実験にそくした量子力学の
とびとびの根本的な理解ができました・・。
やはり、頭がいい人は時代に関係なくいいんだな・・と実感しました。
この本はいかめしそうに見えて実はすごく読者に親切な本だな・・と思います。
良書
本書は量子力学の成立までの過程を扱った現代物理学の入門書のようなものである。本格的な量子力学を勉強する前に読むといいだろう。いろいろなことが実に詳しく書いてある。良書だと思う。
量子力学を作り上げて行く物理学者たちの思考過程
〜本書を読み始めたのは朝永が亡くなった翌年の暮れだった。冬休みにやることが無くて、クリスマスあたりから読み始めた。読み始めて直ぐに、日課になった。推理小説のようで、ページをめくるのが楽しかった。もちろん、途中で計算に行き詰まり、或る式から次の式に行くのに数時間あるいは一つの積分に数日悩んだこともあった。これは私の頭が悪い! 既存の古〜〜典物理学しか知らない物理学者たちが、実験事実の説明に取り組み、新しい概念を伴った量子力学を発見する物語である。ジグソーパズルのように、手元にはいろいろなピースがあるのだが、それらをどう組み合わせて現象を説明できるのか。自然のベールを1枚づつ取り除いて行く。 朝永は前書きに断っているが、おのおののトピックスが論理的な流れになっている〜〜が、歴史の流れに即してないのに注意が必要かもしれない。 朝永以降、このようなすばらしい教科書を書ける日本人物理学者が出てこないのが寂しい。〜
みすず書房
量子力学〈2〉 スピンはめぐる―成熟期の量子力学 新版 角運動量とスピン―『量子力学』補巻 量子力学―ランダウ=リフシッツ物理学小教程 (ちくま学芸文庫) The principles of quantum mechanics
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